任意整理


債務整理には、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の4つの種類があります。このうちどの手続きを選ぶべきかはとても悩ましく難しい問題です。ネット等でこれら手続について学ぶのは望ましいことですが、バイアスのかかった意見に影響されないでください。フラットな視線で弁護士の話を聞けなくなります。弁護士はあなたの代理人に過ぎませんが、法律のエキスパートです。ネットや本で仕入れた生半可な知識では到底敵いません。どのような状態になりたいのか大まかな指針を伝え、細かな点は弁護士に任せましょう。

まず、任意整理です。任意整理は、特定の債務者との間で債務の減額してもらう手続きです。裁判所に申し立てる必要がないので最も利用されている手続です。この手続では、グレーゾーン金利を利息制限法の金利に引き直し、元本の充当にあて債務を減らします。また、将来の利息をカットしてもらったり、一括返済することで債務の減額に応じてもらったりします。金利の引き直しは判例で認められているのでどの債権者も応じることになりますが、将来の利息のカットや、一括返済による減額は認められないこともあります。一括返済ではない場合、大体3年ぐらいで返済する計画が立てられることが多いです。3年くらいに収めないと債権者が了承しないのです。債務整理を自分ですることは可能ですが、現実的には難しいでしょう。引き直し計算に正確性が要求されますし、債務者が債権者に債務の減額をお願いしても債権者は応じないでしょう。裁判所に申し立てる必要がなくとも弁護士に手続を実行してもらうべきです。